「漢服」再興 民族の誇り求める若者
更新初めての帰属意識
漢服人気は海外帰りのエリート層だけにとどまらない。北京の会社員、冉夢希さん(26)は大学生のころ、漢服を一目見てチャイナドレスや人民服には感じなかった熱い気持ちが湧き上がった。「自分の血液が共鳴している」と感じたという。
以来、通信アプリで同好の士と連絡を取り、中国の伝統的な祝日に漢服を着て公園に集まるイベントを開催している。仲間のほとんどが「北漂」と呼ばれる地方から北京に出てきた若者だ。
冉さんは「僕らは伝統文化の教育を受けてこなかったから、漢服運動を知って初めて帰属意識を持てるようになった。これこそ自分が求めていたものだと感じている」と語った。(共同/SANKEI EXPRESS)
