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南シナ海問題、中国外交が「大敗」 根拠ない「九段線」、国際社会の反発高まる

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南シナ海問題、中国外交が「大敗」 根拠ない「九段線」、国際社会の反発高まる

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 フィリピンは2013年1月、国連海洋法条約に基づいて仲裁裁判所に提訴し、「中国が主張する九段線の中の岩礁や海洋を一方的に占拠し、フィリピンの権利を侵害した」と訴えた。これに対し中国は「主権にかかわる問題だ」として仲裁裁判所には管轄権がないと主張、今年7月に行われた口頭弁論にも参加しなかった。

 しかし今回、中国当局による水面下の激しい妨害活動が奏功することなく、仲裁裁判所がフィリピンによる15件の訴えのうち、7件についての管轄権を認め、審理入りを決めた。中国の主張が却下された形で、中国外務省の報道官はすぐさま、「フィリピンが提出した南シナ海の仲裁案は受け入れられない」と強く反発し、「決定は無効で、中国に対して何の拘束力も持たない」と強調した。

 中国はこれまで「我が国は南シナ海で2000年以上の活動の歴史を持ち、主権に疑いがない」と繰り返して強調しているが、この海域を実効支配した証拠などをほとんど出していない。これに対し、フィリピンなどは1950年代以降、海域の多くの離島を管理してきた実績がある。裁判所に対して中国より多くの証拠を提出できるとされる。

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  • 中国が主張する九段線=2015年11月19日現在

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