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【坂上忍の白黒つけて何が悪い!】犬版「猿の惑星」 リアル過ぎてつらい

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 ワンちゃん好きのわたしには、胸が締めつけられるような映画である。正直、冷静に見ることができなかった。おかげで、冷静になるためにもう一度見てしまいました。本作「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」(ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作、コーネル・ムンドルッツォ監督)を安易に例えるならば、ワンちゃん版「猿の惑星」。身勝手な人間どもに、ワンちゃん達が反旗の狼煙(のろし)を上げる!的な。

 しかし、ワンちゃんはわれわれ人間のパートナーとして最も近い生き物であり、お猿さんよりも、よりリアルに映っちゃうんですよね。それがつらい。正直、カメラワークもライティングも、粗い作品ではあります。いわゆる、ローバジェット(低予算)作。だが、この作品に限っては、その粗さが良い方向に出ていると言いますか、リアリティーにつながっているんですよね。そしてなにより、作り手のワンちゃんに対する深い愛情を感じるんです。だからこそ、徹底してリアリズムにこだわったのかもしれません。

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  • 俳優、タレント、歌手、映画監督、演出家とマルチに活躍する坂上忍さん(中鉢久美子撮影)

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