SankeiBiz for mobile

【アメリカを読む】オバマ氏、曰く付きパイプラインの建設にNO

記事詳細

【アメリカを読む】オバマ氏、曰く付きパイプラインの建設にNO

更新

 一方、国務省は14年1月の報告書で、パイプラインがなくても鉄道でカナダ産原油を持ち込めることなどを理由に、「建設計画の可否がオイルサンドの採掘の動向に大きな影響を与えることはない」と指摘し、建設を認めたとしても気候変動問題への影響は軽微だとの見方を示していた。このためオバマ氏は支持基盤への配慮と、身内である国務省の判断との間で板挟みになっていた。

 オバマ氏はホワイトハウスで発表した声明で、「国務省はキーストーンXLパイプラインは国益に資さないと判断した。私はその判断を支持する」と述べ、わざわざ国務省を引き合いに出して政権内の一致を強調した。しかし国務省高官は直後のブリーフィングで、「国務省の最終的な報告書は建設の是非についていかなる勧告も示していない」とあえて言及。オバマ氏の判断があくまで政治的な観点からなされたものであることを示唆した。

ランキング