自賛しない人物だから「自然体の演技」 チェリン・グラック監督&唐沢寿明 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」
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《得意のロシア語を生かして、ソ連・モスクワで諜報活動に当たることを強く望むも、杉原(唐沢寿明)はその熱心な仕事ぶりがかえって人事上の“災い”を招き、1939年、不本意ながらリトアニア・カウナスへ領事代理として赴任することとなった。領事館を立ち上げ、ゼロから人脈を構築し、最新の欧州情勢を命がけで手に入れ、日本へ発信するという激務のかたわら、異国に帯同した妻(小雪)と幼い子供たちも守り、養っていかなければならない。そんな日々の中、やがてナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した。迫害を受けてきた大勢のユダヤ人難民が日本の通過ビザを求め、日本領事館に押し寄せ…》
ロケの大半はポーランドで行われ、ポーランド人俳優が重要な役回りを果たしたほか、せりふの半分以上は英語であるなど、本作は外国作品のような趣を醸し出している。グラック監督は「杉原と妻のロマンスやインテリジェンス活動の一端まで丁寧に描いたつもりです。単なる泣ける物語とは違ったものです」と作品を力強く紹介した。

