中国で銃の闇製造・不法所持拡大
更新当局は新疆ウイグル自治区などで続発する衝突、襲撃事件を、海外組織の影響を受けたウイグル族によるテロ事件と非難し、少数民族の監視強化などを正当化している。
ただ、これまで起きた「テロ事件」では、刃物や手製の爆発物が用いられてきた。もし、当局がいう「危険分子」の手に闇製造の銃器が渡ったならば…。
中国社会に潜む危険は「テロ事件」だけではない。近年、社会への不満を晴らすための、無差別の襲撃事件や放火事件が度々発生している。10年前、東北の地方都市の道端で、大刀を手にケンカをしていた一般市民が、大刀を銃に持ち替えないとも限らない。
参考消息は「中国政府は、民衆の銃器所持は社会の不安定をもたらしかねないと心配している。しかし、銃の闇市場は今なお存在する。こうした現象は社会の安定に対し、長期的な負の影響をもたらすだろう」と結んでいる。(中国総局 川越一(かわごえ・はじめ)/SANKEI EXPRESS)
