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【試乗インプレ】ライバルはハイクラス軽だ ルノー・トゥインゴ(後編)

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 キャンバストップから音が?

 今回の試乗車はキャンバストップ仕様だったので、寒空の下、屋根全開で走ってみた。ホンダ・S660やマツダ・ロードスターの時の経験から、屋根は開いていても窓を閉めていれば寒くないだろうと高をくくっていたが、これが意外と寒かった。

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 前席に座っていると風の巻き込みはまったくと言っていいほどないのだけれど、開口部が広いせいか、ヒーターを動かしていてもキャビン内は(特に足もとが)すぐに寒くなってしまい、早々に屋根を閉めた。

 冬場に全開で走るのはちょっと厳しいかもしれないが、開口面積を自由に変えられるのがキャンバストップの利点だから、半分開け、3分の1開けなど、気温や天候に合わせて求める開放感とキャビンの冷え加減を調整しながら使うのが賢いのかもしれない。

 なお、キャンバストップ仕様では標準仕様のモデルと比べると天井が低い。幌屋根を移動させるレールなどの構造がある分、室内空間が食われているのだ。これは何もトゥインゴに限った話ではなく、世に数多あるサンルーフ付きのクルマでも同様であり欠点ではないが、屋根が開くクルマに初めて乗るという人にはあらかじめ知っておいてほしい。

 キャンバストップで気になったことが一つある。そのことに気づいたのは、大通り沿いの駐車場に停めた時だった。車庫入れしてエンジンを切ると、目の前の街路の騒音が車内に漏れ聞こえてくる。どこか窓を閉め忘れたのかと思いチェックすると、窓は全部完全に閉まっていた。ではこの音はどこから?と耳を澄ますと、その音は頭上から聞こえていたのだ。つまり(場所は特定できなかったが)キャンバストップのどこかに隙間があって、どうもそこから外の音が入ってきているようなのだ。

 無論、雨漏りするような構造にはなっていないと思うが、少なくとも音が入る程度の隙間はあるようだ。慣れれば気にならなくなるかもしれないが、試乗の際は確認することをおすすめする。

このニュースのフォト

  • 見慣れたルノーのエンブレムもこのクルマだと小動物の鼻の頭に見えてくるから不思議だ。ルノー・トゥインゴ
  • まぶたが閉じかけているような、ちょっと眠そうなヘッドライトの表情がいい。ルノー・トゥインゴ
  • トラックかよ!というくらいに大きな切れ角のタイヤが驚きの小回りを実現。ルノー・トゥインゴ
  • フェンダーに設置されたウインカーランプ。ドアミラー内蔵型が多い昨今、ちょっと懐かしい。ルノー・トゥインゴ
  • 手動格納式ドアミラー。向きの調節は電動で行える。ルノー・トゥインゴ
  • 前は普通のドアハンドル(上)、後ろはサッシ一体型の隠しハンドル(下)で2ドア風シルエットに。ルノー・トゥインゴ
  • 後部ドアモールにさりげなく立体車名ロゴ。ルノー・トゥインゴ
  • 手で直に開ける燃料タンクの蓋(上)。中蓋がエンジンキーでロックされる(下)ので、悪戯される心配はない。ルノー・トゥインゴ
  • リアコンビランプ。外側に張り出した意匠がリアフェンダーのボリュームを強調する。ルノー・トゥインゴ
  • リアバンパーの奥にはエンジンが鎮座。放熱のため、左右にグリルが空けられている。ルノー・トゥインゴ
  • マフラーの真上にはエンジン。ルノー・トゥインゴ
  • ストライブは単なる飾りではなく、ボディー側面を貫くキャラクターラインを表している。ルノー・トゥインゴ
  • エンジンの入っていないボンネットはトランク?と思ったらバッテリーが載っていました。ルノー・トゥインゴ
  • 安価な素材の組み合わせでも洒落て見えるのが不思議。ルノー・トゥインゴ
  • キーはシリンダー式(上)、オーディオ、空調の操作パネルは舶来家電の雰囲気(下)。ルノー・トゥインゴ
  • シフトレバーをDレンジから左に倒すとマニュアルモード。奥には速度設定式クルーズコントロールとスピードリミッターのスイッチ。ルノー・トゥインゴ
  • サイドブレーキ。ルノー・トゥインゴ
  • ステアリングコラム右側のスイッチ類(上)、ペダルはATと同じアクセルとブレーキだけ(下)。ルノー・トゥインゴ
  • センターコンソールのカッブホルダーの窪み(左)には、脱着式小物入れ(右)が装着可能。ルノー・トゥインゴ
  • 500mlの入るボトルホルダー付き前席ドア(上)と後席ドア(下)。ルノー・トゥインゴ
  • 後席窓はVW・up!と同じヒンジ式。左から全閉、全開、外からの全開見た目。ルノー・トゥインゴ
  • センターコンソール後端に12Vサービスソケットとカッブホルダー1つ。ルノー・トゥインゴ
  • 後席は2分割可倒。段差のないフルフラットかつ出っ張りが少ないので、2人乗りの時ならかなり使いでがある。ルノー・トゥインゴ
  • キャンバストップは欧州コンパクトのお約束。ルノー・トゥインゴ
  • 開口面積は広い。ルノー・トゥインゴ
  • 前席から見るとこんな感じ。ルノー・トゥインゴ
  • 実は後席からのほうが空がよく見える。ルノー・トゥインゴ
  • 神戸ポートアイランドから、エッフェル塔…ならぬポートタワー、メリケンパークを臨む。ルノー・トゥインゴ
  • 神戸ポートアイランドから、エッフェル塔…ならぬポートタワー、メリケンパークを臨む。ルノー・トゥインゴ
  • ボディーと同色のアクセントカラーがポップ。樹脂素材であることを逆手にとった小型車らしい演出。ルノー・トゥインゴ
  • 荷室のカーペットを持ち上げると、エンジンを密閉する鉄板が現れる。ルノー・トゥインゴ
  • 明確に“顔”としてデザインされている。個人的には「レレレのおじさん」に似ていると思うのだが…いや褒めてるんですよ!ルノー・トゥインゴ
  • 前後フェンダーやリアまわりのふくらみに、規格で縛られた軽自動車とは一線を画すサイズの余裕が窺える。ルノー・トゥインゴ
  • 寝かされたリアハッチに大きめのアルミホイール。横顔はなかなかスポーティーだ。ルノー・トゥインゴ
  • 全面ガラスでブラックアウトされたリアハッチが精悍さを醸し出す。ルノー・トゥインゴ
  • 真後ろからの眺めは、往年の名車ルノー・5(サンク)を彷彿させる。ルノー・トゥインゴ
  • タイヤサイズは前が165/65R15。後ろは少し太くて…ルノー・トゥインゴ
  • 185/60R15にドラムブレーキの組み合わせ。ルノー・トゥインゴ
  • フロア・着座位置が高めで、開口部も広く乗り込みやすい前席。ルノー・トゥインゴ
  • 後席は2人用。横幅は十分だが、前後方向の余裕はいまひとつ。フロアに対して座面が低めで、大人だと腿が浮いてしまう。ルノー・トゥインゴ
  • 荷室はまずまずの広さ。リアハッチが寝ていることもあり、高さ方向はやや厳しい。出っ張りがなく積み込みやすいのは美点。ルノー・トゥインゴ

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