【試乗インプレ】走っても、停まっていても人目を集める アバルト・124スパイダー(後編)
更新個人的に一番グッと来たのは、シート表皮の意匠だ。ちょっとレトロで、いかにもスポーツカー然としたその形に思わず「いいねぇコレ」とつぶやいてしまった。座り心地は明らかに硬め(おろしたてのクルマだからということもある)で、最初乗り込んだ瞬間は「これでツーリング大丈夫かいな」と思ったものの、実際に走ってみると体への負担は少なく、2時間程度座りっぱなしでも足腰が痛くなるようなことはなかった。
クルマのシートというのは不思議なもので、クッションが柔らかければ疲れないというわけでもないし、座り心地が硬く感じても実際は疲れにくい優れものもあって、なかなか奥が深い。
「あれ?走ってるのそこじゃない」ナビのGPSが…
使い勝手については、もう完全にロードスターと同じで本当に書くことがない。手動ながら数秒で手軽に開閉できる幌屋根の作りをはじめ、操作性抜群のレイアウト、収納が少なくカップホルダーの使いこなしに難儀するところまで、本家の特徴はそのまま受け継がれている。そのなかで、一点だけ気になったことがあった。
インフォテインメントシステムはマツダ純正のマツダコネクトがそのまま採用されており、今回の試乗でも使ってみてGPSの精度に不満が残ったのだ。
高架の高速道路を下りて、並行する3車線ある幅の広い一般道をしばらく走る場面があり、高架の真下を走っているのならともかく、高速道路からもっとも離れた車線(20メートル近く離れていた)を走っていても、ナビは依然として高速道路を走っていると誤認識し、通行不可能な道を案内し続けた。おそらくはETCを使っていれば正しく認識したのだろうが、ETCと連係していなくてもこの程度の精度は保ってもらいたい。
マツダコネクトはインダッシュ式の形状ではないため、基本的には社外品に置き換えられないのだから、最低でも他社の純正ナビに見劣りしないクオリティーに高めてほしい。















































