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【試乗インプレ】我が道を行く、その心こそプレミアム 強烈な個性が魅力「DS5」(後編)

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【試乗インプレ】我が道を行く、その心こそプレミアム 強烈な個性が魅力「DS5」(後編)

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 気分はパイロット ガジェットっぽいのにおしゃれ

<< 下に続く >>

 航空機のコクピットをモチーフにした内装デザインも外観以上にオリジナリティに溢れている。

 ガラスルーフを左右に分断してまで、センターコンソールを天井に延長し、航空機のキャノピー(風防)感を演出。ハンドルは操縦桿風、スイッチ類のデザインも非常に凝っている。こういったディテールが醸し出すガジェット感はBMW・ミニと双璧と言っていい。ただ、ミニが明確に男の子趣味なのに対し、こちらは女性にも受けそうなおしゃれさを併せ持っている。

 ドアハンドル、ノブの造形は現代アートのよう。シルバーの加飾には外観同様安っぽさは微塵もなく、効果的にプレミアム感を高めている。おしゃれさの白眉は何と言ってもセミアニリン仕上げのレザーシートだろう。時計の金属ブレスをモチーフにしたデザインが実に美しく、下ろしたてなのにやわらかく体になじみ、サイズもたっぷりしていてリラックスできる座り心地。フランス高級車らしい仕上がりだ。シートと同色のレザーはドア内張りにも奢られている。手足が直接触れるところには軟質樹脂がふんだんに使われ、総じてキャビンの質感は非常に高い。

 また、形状としてはセンターコンソールが大胆に前傾していることが特徴。前回のインプレションでも触れたとおり、奥行きの深いダッシュボードと相まって前席の開放感・高級感に貢献している。ただし、トレードオフで左手のリーチが遠くなってしまい、空調やオーディオの操作の際には背もたれから背中を離す必要がある。

 使い勝手には難あり

 ここまで“惚れた弱み”もあって、かなりひいき目に評価してきたが、使い勝手にはいくつか難がある。

 プレミアムサルーンに欠かせないクルーズコントロールは速度設定のみ。前車追従用のレーダーセンサーはなく、時代遅れ感が否めない。

 リアハッチは電動開閉機能がなく、これもライバルと比べて見劣りしてしまう。

 荷室の広さは標準的ながら、敷居も段差も高く積み下ろしがしやすいとは言い難い。荷室内の出っ張りが少なく、後席座面アップ+背もたれ倒しでほぼフルフラットになるのがせめてもの救い。

このニュースのフォト

  • 流行りの全面液晶よりもずっとSFっぽいのに高級感もあるメーターデザイン。素直にカッコいい。DS5
  • 操作性にはクセがあるが、空調とオーディオ以外もコントロールできそうな(できませんが)雰囲気を持つデザイン。DS5
  • シフトレバーの手前に並ぶのはパワーウインドーとドアロック、そしてパーキングブレーキのスイッチ。ここが一番「宇宙船」っぽいかも。DS5
  • 時計までこんなにおしゃれ。DS5
  • 助手席側もダッシュボード周りの開放感高し。DS5
  • パワーウインドーのスイッチがなく、すっきりしたドア内張り。シートと同色の革張り、モダンアートのような造形のドアハンドルと、とことんおしゃれ。DS5
  • DENON製オーディオシステム。解像感が高く、クリアな音質。DS5
  • スカッフプレートにはDSのロゴ。DS5
  • メモリー機能とシートヒーター付きパワーシート。DS5
  • 試乗車はナビ非装着。グーグルマップをナビ代わりに…と5インチ画面のnexus5を置いてみるとこんな感じに。DS5
  • 運転席右側のスイッチ類。DS5
  • スマートキー電池切れ時のエンジン始動、メーカーによって“お作法”は様々あれど、DSには専用スロットが!これ電池切れてなくても差したくなります。DS5
  • 肘掛下のコンソールボックスは2段式。中蓋にはUSBジャックを備えるが、スマホが入る余裕はないのが残念。DS5
  • 中蓋の下には深くて広い収納スペースが。画像では見えないが、この前方(シフトレバー手前あたりまで)にもスペースが広がっている。DS5
  • ペダル類は標準的なもの。DS5
  • バニティーミラーの照明はアンバー系で左右両側に。ここは女性ウケが良さそう。DS5
  • ガラスルーフは電動シェード付き。前後別々に開閉可能。DS5
  • 後席からの上前方の眺め。DS5
  • 握り拳のような独特の形状のヘッドレスト。先端が開いて位置調節可能。DS5
  • 前席同様、後席も適度に柔らかく、座り心地のいいレザーシート。膝元の余裕はDセグとしては少し狭いか。DS5
  • アームレスト奥のパネルを開くとトランクスルーとなり、4人乗車のまま長尺の荷物にも対応。DS5
  • 後席には風量調節可能な空調吹き出し口とパワーウインドーのスイッチに12ボルトのサービスソケット。DS5
  • リアハッチはヒンジがルーフ側に食い込んでいる分、開口面積が大きく、高く開く。敷居が高めなのはマイナス点。DS5
  • 容積的には普通だが、出っ張りが少なく収納はしやすいはず。右側にDENONのウーファースピーカーが組みこまれている分、狭くなってしまっている。DS5
  • リアシートの座面をはね上げ、背もたれを倒すとほぼフルフラットに。左端に置いてあるのは外したトノカバー。DS5
  • 円月島のパノラマ。【試乗インプレ】DS5
  • 円月島に行ったらここも外せない、名勝・千畳敷。似たような地層は車両外観画像背景にも見られる。【試乗インプレ】DS5
  • そしてお約束の三段壁。火サスで真犯人を追いつめるのに絶好のポイント。ちなみにウィキペディアの同項目トップ画像とそっくりの構図ですがパクリではありません。ちゃんと現地で撮影した画像ですよ。【試乗インプレ】DS5
  • 和歌山・南紀白浜の名勝、円月島こと高嶋をバックに。DS5
  • シルバーの加飾が飛行機の操縦桿を思わせる革巻きのD型ハンドル、大胆に前傾したセンターコンソール、凝った意匠のスイッチ類…と唯一無二の雰囲気を持つインテリア。DS5
  • 航空機のコクピットをモチーフにしたという意匠は天井にも及ぶ。あえて前席のガラスルーフをルーフコンソールで左右に分断、キャノピー(航空機の風防)を模している。DS5
  • ブレスレットのチェーンをモチーフにした本革シート。写真だと硬そうに見えるが、程よく柔らかい座り心地に驚かされる。座面長調節機能あり。DS5
  • わずか2000回転で400Nmの大トルクを生みだす2リッターディーゼルターボエンジン。DS5
  • 春分、秋分のころには、真ん中に空いた穴から太平洋に沈む夕日が見える。DS5
  • DS5
  • 大きな三角窓、モノフォルム的な造形。このアングルからだとミニバン風にも見えるが…。DS5
  • ボンネットは短めながら、フロントウインドウはスポーツカー並みに寝かされている。透けて見えるハンドルの位置から、ダッシュボードが異様に長いことがわかる。何にも似ていないシルエットだ。DS5
  • 斜めからのアングルだとやはりミニバン的。DS5
  • 真後ろから見るとお尻がキュッと上がり、テールフィニッシャーやセンターフォグランプでスポーティーなイメージに。DS5
  • 少し上からのアングルだとまた違った感じ。実物確かめてみたくなるでしょ?DS5
  • ご開帳!DS5
  • DS5
  • リアハッチのヒンジ位置にご注目。ルーフの途中、後席ヘッドレストの上あたりから開く。DS5
  • もとはシトロエンの一車種だったが、現在は独立ブランド。シトロエンのエンブレムはつかない。DS5
  • 複雑な造形のヘッドライト。シルバー加飾の使い方に嫌みがないところがすごい。DS5
  • ボンネット両脇からAピラーまで伸びるシルバーの「サーベルライン」がフロントを引き締める。DS5
  • ボディサイドを貫く彫刻的なプレスラインは、後席ドアハンドルの後ろでえぐるように蹴り上がる。DS5
  • 左ドアミラー下に埋め込まれた、左前方の死角をカバーするカメラ。映像はルームミラーに埋め込まれた液晶モニターに映し出される。DS5
  • 前席ドアハンドル。当然スマートエントリー装備。DS5
  • フュエルリッドは丸型。DS5
  • こうやってルーフ後部だけ切り取ると、一体どんなタイプのクルマか見当がつかない。不思議な形だよなぁ。DS5
  • リアハッチの分割線(ヒンジの位置)はかなりルーフ側に食い込んだ位置にある。DS5
  • リアコンビランプの下側は、えぐられた複雑な造形。DS5
  • 真ん中にリアカメラ、その右隣はリアハッチのリリースボタン。DS5
  • クールなテールパイプフィニッシャーの奥にパイプが2本…ということは左右4本出し。DS5
  • タイヤサイズは前後ともに225/50R17でミシュランのコンフォート系を装着。フロントディスク、結構大きいです。DS5
  • こちらは後輪。DS5

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