日本バスケ、勝負の年 市場2割成長で10億円クラブも 大河チェアマンに展望を聞く
更新--関西は外国人観光客数が伸びている。試しやすい地域でもある。
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大河 関西や九州でやるのはいい。次のBリーグ・オールスター戦は富山市で開催するが、富山には台湾との直行便がある。台湾人を観戦に呼び込むきっかけにしたい。
(※注3…米プロリーグNBAは、毎夏に若手の登竜門として短期間の大会を開催している。今夏は日本人の渡辺雄太(米ジョージワシントン大出)が参戦。実力をアピールしたことでグリズリーズとの契約に結びつけた)
革新求め、平日開催を増やす
--今秋に開幕する3シーズン目のBリーグはどうなっていくのか
大河 「革新性」はこれからも求め続けていく。挑戦の一つとして今季は平日の試合開催を増やした。各クラブが4試合に1回ぐらいは平日に試合をすることになる。
プロ野球ではないが、平日夜に、仕事帰りにでも試合を観に来てくれるというのは、一つの文化だからだと思う。もちろん集客が減る心配はあるが、新しい観戦スタイルを追求していかなければならない。将来はもっと平日開催を多くしていきたい。
--今季の集客の目標は
大河 昨シーズンと同じで、また観客動員の総数を前年比で10%増やしたい。だが、平日開催を増やしながら観客を増やすことは簡単ではないことも理解している。国民的スポーツにしていくために、苦しくてもやらないといけない。












