CAが教える! 空港や機内の免税品をさらに“お得”に買うコツ
免税品の注意点 お得だからと買いすぎは禁物
お得な免税品、たくさんお買い物したくなる気持ちはあるのですが、注意点が大きく分けて2つあります。
(1)液体物の機内持ち込み制限
ひとつは液体物の持ち込み制限です。特に乗り継ぎ便がある場合で、荷物を最終目的地まで預ける場合は100ミリリットル以下の容器に入り、1リットル以内の透明のジッパー付きビニール袋の中に収まらない物に関しては、乗り継ぎ空港の保安検査で没収されてしまう場合があります。
この場合、液体物(お酒、香水、ハンドクリームなど)は乗り継ぎの空港で購入するのがベターです。
(2)免税範囲
もうひとつは、海外旅行者には免税範囲があるということです。持ち込み禁止ということではありませんが、例えば、日本へ帰国する際に購入したタバコは成人1人につき200本を超えた分に税金が課せられます。日本の免税範囲の詳しい情報は税関ホームページの「海外旅行者の免税範囲」を参照してください。
また、国によっても免税範囲が異なるので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今まで特に免税品に興味がなかった人も、気にはなっていたけど実際にお得なのかわからず購入したことがなかった人にも、免税品の魅力が伝わりましたでしょうか?
免税店や機内販売では様々な通貨が利用可能なので、余った現地通貨を使い切る絶好のチャンスでもあります。
今回紹介したロクシタンのハンドクリームもここ数年不動の人気商品。特にヨーロッパ便で出張予定のある方、プレゼント候補にいかがでしょうか? せっかくの海外旅行、もっと賢くお得にお買い物をしてみませんか?
【プロフィール】岡本あやの
おかもと・あやの 名古屋生まれ。これまでの訪問国数は約40カ国150都市。高校生の時に夢を「アメリカ留学・CAになる・宿を作る」の3つに決め、全てを叶える。現在は外資系CAを続けながら、東京の離島・神津島でB&B「みんなの別荘ファミリア」を経営する「旅する女将」として奮闘中。
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このコーナーはエアソルに登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。内容は隔週月曜日に更新します。エアソルはPR、商品開発、通訳、現地リサーチ、ライター業務等、現役CAの特性を活かせるお仕事を副業としてご紹介しています。