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海外情勢
カンボジア 「品質に自信」コメ輸出好調
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カンボジアのコメ輸出が好調だ。現地紙プノンペン・ポストなどによると、今年1~2月の精米輸出量は4万9815トンで、前年同期の約2倍となっている。品種別では高級とされる香り米が2万3956トンで最多だった。
カンボジア・コメ輸出協会の幹部は、世界的に同国産米の認知度が高まっていると分析。なかでも香り米については、「タイ産の香り米と同品質で価格が安いうえ、ベトナム産よりやや高価だが品質が大きく上回っている」と胸を張った。
同国の昨年のコメ生産量は前年比6%増の931万トンで、精米輸出量は同17%増の20万トンと増加ペースは期待したほど伸びなかった。農業省幹部は「天候不良で洪水の予測などもあり、国内価格高騰を予測した一部の精米業者が輸出を控えた」と述べ、気象条件が輸出量の伸びを押し下げたとみる。
カンボジア政府は2015年までに精米輸出量を100万トンに引き上げる目標を設定し、精米施設など加工設備への投資や生産者への融資に力を入れている。