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海外情勢
インドの祭り関連グッズ、中国製が95%
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インドで3月末、ヒンズー教の祭り「ホーリー祭」が行われた。春の訪れを祝って誰彼なく色とりどりの粉を塗りあったり、水を掛けあったりと、にぎやかな光景が繰り広げられる毎年恒例の行事だが、その陰で色粉や水鉄砲などを製造するインドの中小企業の倒産が急増しているという。安価な中国製品の流入が要因だ。現地紙インディアン・エクスプレスが報じた。
インド商工会議所連合(ASSOCHAM)によると、今年のホーリー祭は色粉など関連グッズの売り上げが前年比25%増の1500億ルピー(約2715億円)に達したもようだ。しかし、原産国別シェアでみると中国製が95%と5%のインド製を圧倒、前年の80%対20%から、さらに差が広がったという。
ASSOCHAMは中国製品の大量流入により、過去3年間にインド国内でホーリー祭関連グッズを製造する中小企業の約1000社が倒産し、80万~100万人が失業したと指摘。中国製品は安価なだけでなく、インド製品よりも形や種類なども豊富だとし、国内企業にも工夫が必要だと提言している。(ニューデリー支局)