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農水相、経団連会長らと会談 耕作放棄地集約策など説明

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農水相、経団連会長らと会談 耕作放棄地集約策など説明

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 林芳正農林水産相は24日、東京都内で経団連の米倉弘昌会長らと会談し、政府が進める耕作放棄地の解消に向けた取り組みを加速させるなどして、農業を活性化させることが必要だとの認識で一致した。

 林農水相は会談で、耕作放棄地を強制集約する機構の設立など農業強化の具体策を説明したうえで、「農業の活性化は待ったなしだ。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にかかわらず攻めの政策を展開したい」と強調した。

 米倉会長は「耕作放棄地は有効活用しないといけない。どんどん進めてもらいたい」と賛意を示し、「農業は成長戦略の重要な柱だ」と述べ、面積あたりの生産コストの引き下げにつながる農地の大規模化が進むよう協力する考えを示した。

 また米倉会長は、食料自給率の向上、経営感覚を持った若い農業従事者の育成など、官民一体の取り組みの重要性も指摘した。

 農水相と経団連の会談は2003年以来、10年ぶり。日本のTPP参加など今後、経済連携が進展することが見込まれるため連携を強化したいと経団連側が要望した。

 1961年に609万ヘクタールあった日本の農地面積は工場や住宅への転用、さらに後継者難による耕作放棄の増加で、2010年には459万ヘクタールにまで減少している。

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