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インド、乗用車販売10年ぶり減 燃料価格上昇、消費者心理冷え込み

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

インド、乗用車販売10年ぶり減 燃料価格上昇、消費者心理冷え込み

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 インド自動車工業会(SIAM)によると、2012年度(12年4月~13年3月)の国内乗用車(多目的車・バンを除く)販売台数は、前年度比6.7%減の189万5471台で、10年ぶりのマイナスに転じた。現地紙ビジネス・スタンダードが報じた。

 国内経済の停滞や金利水準の高止まりに加え、燃料価格も上昇し、消費者心理が冷え込んでいることが主因だ。

 一方、多目的車とバンを合わせた昨年度の乗用車全体の販売台数は、同2.6%増の268万6429台で、わずかながら増えている。ガソリン価格の高騰でディーゼルエンジン搭載の多目的車の需要が急増し、販売台数が同52.2%増の55万3660台に伸びたことが貢献した。

 経済成長の目安となる商用車の販売台数は同2%減の79万3150台。そのうち大型バス・トラックは同23%減の26万8263台と落ち込んだ。二輪車は2.9%増の1379万7748台。

 今年度の増減見通しについて、SIAMのサンディリヤ会長は、不安材料があるとしながらも、政府の政策刷新により国内経済が上向き、国内総生産(GDP)成長率が6.1~6.7%と予測されていることから、「乗用車販売台数の伸び率は3~5%」との見解を示した。

 多目的車やバンを含む乗用車全体の伸び率は5~7%、商用車については小型車の需要増が見込まれることから7~9%、二輪車は6~8%、自動車産業全体では6~8%と予測している。

 大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤングの自動車部門の責任者、ラケシュ・バトラ氏は、乗用車部門はここ数カ月、販売台数が伸び悩んでいるが、今年度下期には利下げが予測され、経済回復の兆しがみられることから、「販売台数も上向きに転じるだろう」との見方を示している。

 今年3月の乗用車全体の販売台数は、前年同月比22.5%減の18万675台だったが、そのうち多目的車の販売台数は同34%増の5万3866台で引き続き好調を維持している。多目的車は今年度、11~13%伸びると予測される。(ニューデリー支局)

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