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インド がん治療市場拡大 17年までに713億円に到達

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

インド がん治療市場拡大 17年までに713億円に到達

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 インドではがんの発症数が年々増え、がん治療市場が拡大している。米調査会社のフロスト&サリバンの最新報告書によると、2017年までに年率20%で増加し、383億1000万ルピー(約713億円)に達する見込みという。現地紙エコノミック・タイムズが報じた。

 現在、がんの治療法で最も多く用いられるのは化学療法(70億ルピー規模)だが、近年、がん細胞だけを攻撃する薬物を用いた標的療法などを選ぶ患者も増えている。フロスト&サリバンのアナリストによると、インドのヘルスケア分野でがん治療市場は最も成長を遂げており、「中央政府や州政府による健康保険制度が行き渡り、がん治療に保険が適用されるにつれて、同市場は急拡大するだろう」との見方を示した。

 一方、今後の課題として、新しい治療方法を研究するための予算の確保やがん専門医の育成などを挙げている。

 インドの部位別がん死亡者数は現在、男性は口腔(こうくう)がんと肺がん、女性は子宮頸(けい)がんと乳がんが、半数以上を占めている。(ニューデリー支局)

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