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韓国、サービス産業で雇用創出へ 中小向け税制優遇拡大

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

韓国、サービス産業で雇用創出へ 中小向け税制優遇拡大

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 韓国政府は、サービス業界を対象とした税制優遇措置や事業活動の活性化策を打ち出した。同業界の成長により雇用を創出し、経済成長につなげたい考えだ。今年2月に発足した朴槿恵(パク・クネ)政権がこの分野の政策を決定したのは初めて。現地紙聯合(れんごう)ニュースが伝えた。

 新たな政策ではレジャー業界などに税制優遇措置の適用などを計画しており、雇用創出に結びつく投資をした企業は税控除の対象となる。

 また、中小企業への税制優遇を拡大するため、サービス業界の中小企業の分類基準を製造業と同じとする方向で調整する。製造業の場合は従業員数300人未満または資本金80億ウォン(約7億2000万円)以下の企業とされているが、サービス業界ではこのような分類基準がない。

 政府はまた、サービス分野の中でも高い成長可能性を持つとされるコンテンツ産業の育成にも重点的に取り組む方針だ。

 具体的には同産業の財政支援を行う「コンテンツファンド」の規模を今年の9200億ウォンから2017年には1兆8200億ウォンに拡大する見通し。こうした取り組みを通じ、17年までにコンテンツ産業の市場規模を120兆ウォン、輸出額を100億ドル(約9970億円)に拡大し、69万人の雇用創出を図る。

 企画財政相は「サービス産業は着実に成長しているが、生産性は経済協力開発機構(OECD)のライバル国の同業や国内製造業と比べて低いレベルにとどまっている」と説明。加えて、「サービス産業の活性化策は1回限りではなく、中長期的な視野で持続的かつ段階的に推し進めていかなければならない」と述べ、現在は政府内で活性化策の第2弾を準備中であることを明かした。(ソウル支局)

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