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【安倍首相所信表明演説4】強い経済を基盤とした社会保障改革と財政再建

ニュースカテゴリ:政策・市況の国内

【安倍首相所信表明演説4】強い経済を基盤とした社会保障改革と財政再建

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 四 強い経済を基盤とした社会保障改革と財政再建

 経済政策パッケージを果断に実行し、日本経済を持続的に成長させる。その上で、私は、来年4月からの消費税率3%引き上げを予定通り実行することを決断しました。

 これから実行に移す経済政策パッケージは、かつてのような、目先の景気を押し上げるための一過性のものではありません。賃金上昇と雇用拡大などを実現するための、未来への投資です。

 世界に誇るわが国の社会保障制度を、次世代に安定的に引き渡していく。そのためには、財源確保のための消費税率引き上げと同時に、保険料収入や税収の基盤である「強い経済」を取り戻さねばなりません。こうした取り組みの下、中長期の財政健全化目標の実現を目指します。

 併せて、大胆に改革を進め、持続可能な制度を構築しなければなりません。少子化対策を充実し、全世代型の社会保障へと転換してまいります。医療、介護保険、公的年金について、受益と負担の均衡がとれた制度へと、具体的な改革を進めてまいります。高齢者の皆さんが安心して暮らせる社会を構築します。

 「心(しん)志(し)あれば 必ず便宜あり」

 意志さえあれば、必ずや道は開ける。中村正直は、明治4年の著書「西国立志編」の中で、英国人スマイルズの言葉をこのように訳しました。

 欧米列強が迫る焦燥感の中で、あらゆる課題に同時並行で取り組まなければならなかった明治日本。現代の私たちも、経済再生と財政再建、そして社会保障改革、これらを同時に達成しなければなりません。

 明治人たちの「意志の力」に学び、前に進んでいくしかない。明治の日本人にできて、今の私たちにできないはずはありません。要は、その「意志」があるか、ないか。

 「強い日本」。それをつくるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。

 皆さん、共に、進んでいこうではありませんか。

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