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贅沢品業界、大半が高学歴 管理職の39%が留学帰国者

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

贅沢品業界、大半が高学歴 管理職の39%が留学帰国者

配信元:中国新聞

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 財富品質研究院が東浩人力資源(上海)と共同発表した「2013年中国贅沢(ぜいたく)品業界人力資源報告」によると、同業界に従事しているのは1970~80年代生まれが大半を占めており、その多くが高学歴であることがわかった。

 店員の80%以上が大卒以上という同業界。管理職では、海外からの留学帰国者が約39%を占め、有名大学の卒業生は20%前後、「富二代」(富豪2世)は9%という結果だった。一般社員に至っては、有名大学の卒業生が約43%と最多で、留学帰国者は27%、「富二代」は12%前後となっている。

 同業界を選んだ理由には(1)高級ブランドで働くステータス(2)他業界と比べての旅行や研修機会の多さ(3)待遇の良さ-が挙げられている。

 実際、同業界に従事する約50%(キャリア販売員)が月給5000~1万元(約8万900~16万1800円)、26%(店長・経営管理職)が1万~2万元、一般販売員でも2000~5000元に上っている。

 しかも、全体の3%に当たる総監およびそれ以上の高級管理層は3万元超となり、有名ブランドの中国エリア責任者ともなれば、年収は150万~200万元、月給換算で15万元前後となり、業績に応じた報奨金も支給される仕組みとなっている。

 一方、きらびやかに見える業界の実像に関しては、従事者の45%が「特別感は一切なく、普通の仕事と変わらない」、28%が「実際の仕事は地味で印象とのギャップがある」と感じていることも明らかになった。

 このほか、上層部の多くは外国籍で占められているため、一定の役職まで上り詰めた後に道はなく、独立せざるを得なくなるケースも少なくないという。

 こうした状況が結果的に業界内の人手不足を招いており、有名ブランドの約6割が「人手不足は深刻」と感じていることが分かっている。(南方日報=中国新聞社)

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