オバマ氏はホワイトハウスでの会見で、「責任は私にある。オバマケアは出だしでしくじった」と謝罪し、問題を解決するため「可能な限りの努力を続ける」と話した。

　一方、医療保険サービスの窓口として政府が開設したウェブサイトが、不具合から加入者数の伸び悩みを招いた事態については、サイトが想定通りに稼働しない可能性について「報告を受けていなかった」と弁明した。

　米下院はすでに、再契約問題に対処するためのオバマケア見直し法案を１５日に採決することを決めている。下院の法案は保険会社に従来通りの保険販売を認める点ではオバマ氏の見直しと同じだが、再契約に限らず新規契約者への販売も認める点で違いがある。