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農業分野の規制改革素案を提示 政府WG
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政府の規制改革会議の農業ワーキング・グループ(WG)は21日、農業分野の規制改革に向けた素案を示した。農地の購入や保有もできる農業生産法人の要件緩和や農協の体制見直し、農業委員会のあり方改革の3点が柱だ。27日の規制改革会議で具体化し、政府が月内にもまとめる農業強化の具体策「農林水産業・地域の活力創造プラン」に反映する。
農家の高齢化や後継者不足が進む中、農業の担い手として期待される農業生産法人については、現在の制度が経営規模の拡大や資金調達に柔軟に対処できていないと指摘した。農家や農協といった農業関係者以外の出資規制緩和策などが、今後の議論の焦点となりそうだ。
農協の現状については、農業を営む正組合員より金融事業などを利用する准組合員の数が上回っており、農協法の制定時の想定とかけ離れた状態になっている点を問題視した。農家の生産力向上の支援や各地域の農協ごとに独自性を発揮するため、農協の組織改編が議論の焦点となる。農業委員会について、地元農家らで構成されるため、地域の農地に関する知見を活用し、農地の保全に貢献することを求めた。