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ケネディ大使「被災地に来ること重要だった」 初の地方公務、宮城に
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今月着任したキャロライン・ケネディ駐日米大使が25日、初めての地方公務として東日本大震災の被災地の宮城県を訪れ、県庁で村井嘉浩知事と会談した。ケネディ大使は「米国民は被災地の方々が示した勇気、苦難をはね返す力にインスピレーションを受けた。ここに来ることは重要だった」などと語った。
午前9時25分ごろ、県庁に到着したケネディ大使は正面玄関で職員の歓迎を受けた後、知事と約20分会談した。
会談では、「災害でどのような影響があったかを聞きたい。他の人にもぜひ東北地方を訪れてほしいと伝える」と述べた。さらに、「(米・ニューオーリンズが被害を受けた)ハリケーン・カトリーナでは大変な支援を受けた」と感謝するとともに、「政府としてこれからもお手伝いする」と継続支援を約束。「フィリピンの台風被害に日米が協力して支援していることを大変誇りに思う」と強調した。
また、自身が応援するメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスのワールドシリーズ制覇を引き合いに「楽天の日本一は素晴らしい」と語った。
県庁を後にする際には「キャロライン」と何度も呼びかける女性がいるなど“ケネディ家”人気の根強さをうかがわせた。
村井知事は会談後の取材で、「初の地方公務に被災地を選んでいただいたことを光栄に思う。大使には、これからも被災地や被災者のことを伝えてほしいとお願いした」と話した。