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中国「影の銀行」隠れた焦点に 統計の水増し疑惑も

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中国「影の銀行」隠れた焦点に 統計の水増し疑惑も

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 G20議長国のオーストラリアもその一つで、みずほ総研の菊池しのぶ主任研究員によると、同国の輸出増加分の8割を占める資源関連の4割が中国向け。「中国要因に振り回される経済構造に変質した」(菊池氏)という。

 その中国経済の先行きに不透明感が強まっている。製造業の景況感を示す2月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が、好不況の分かれ目となる50を1月に続いて割り込むと、20日のアジアの株式市場はそろって下落した。

 もっとも、中国も世界の目を意識し始めている。ロイター通信によると、統計水増し疑惑が出た12日、国家統計局幹部が「統計における改竄(かいざん)は最大の腐敗だ」として、改竄が判明すれば処罰する方針を表明。金融市場の運営では、だぶついた資金を短期金融市場から吸収する公開市場操作を約8カ月ぶりに実施し、堅実な市場運営をアピールした。

 平野英治・元日銀理事は「新興国で最大のリスクは中国。G20でも議論が出るだろう」とした上で、「中国は経済が安定しているいま、どこまで改革に踏み込めるかが問われている」と指摘している。(シドニー 塩原永久)

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