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【早坂礼子の経済ウォッチング】ガイジンさん、いらっしゃい! 国内消費のカンフル剤

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【早坂礼子の経済ウォッチング】ガイジンさん、いらっしゃい! 国内消費のカンフル剤

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 訪日外国人客は中国人だけではない。東南アジアや欧米などからの観光客で全国の観光地はごった返している。登山が趣味の新日鉄住友金属の友野宏副会長は「9月の休みに富士山に登ったら外国人だらけだった。御嶽山の噴火に外国人の犠牲者がいても不思議じゃなかった」と指摘する。

 日本政府は2020年の東京五輪開催までに訪日外国人数を2000万人、2030年には3000万人にする目標を策定し、環境整備を進めている。2013年にはタイなど東南アジア諸国の日本入国ビザ緩和や、格安航空会社(LCC)の便数拡大が追い風となり、1000万人を達成。日本政府観光局(JNTO)の調べによると今年は日本を訪れた外国人が1月から8月の累計で前年同月比25・8%増の863万8000人となり、年末までに過去最高だった昨年実績を大きく上回る見通しだ。

 ビジネスチャンスに沸く小売業界

 免税制度の規制緩和もこうした国策の一環だ。新制度をアピールするため、JNTOのホームページには10月1日から地図データと連動した英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語で記された免税店検索サイトが登場(http://tax-freeshop.jnto.go.jp/)。観光庁も同日からホームページで免税店の運営ノウハウを提供するサイト(http://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/index.html)をオープンした。

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