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海外情勢
ベトナム 最低賃金、15%上げで決着 来年1月から
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ベトナム政府は来年1月1日から最低賃金を約15%引き上げる。賃金の引き上げ幅に関しては、同国労働組合の全国組織、ベトナム労働総同盟(VGCL)が最低でも23%の引き上げを求めていたのに対し、同国商工会議所などは、今年の上げ幅(平均15.2%)よりも小幅の11%に抑制するよう提言していた。労働集約型の製造業などでは人件費上昇によるコスト高は避けられない情勢だ。現地紙トイチェーなどが報じた。
同国政府と労使代表者で構成する国家賃金評議会の協議により、上げ幅をおおよそ15%で決着した。最低賃金は国を4地域に分けて設定、国内・外資企業にかかわらず適用される。
北部ハノイや南部ホーチミンなど大都市を擁する地域1は、最低賃金が現行の月額270万ドン(約1万4850円)から来年は310万ドンに引き上げられる。大都市の農村部や中部ダナン市などの地域2は、240万ドンから275万ドン、北部バクニン省など地方都市の地域3は210万ドンから240万ドン、その他の地域4では190万ドンから215万ドンに上がる。
VGCLは、15%の引き上げ幅では労働者の生活向上には不十分だと懸念する。VGCLの調査によると、地域1に暮らす労働者が最低限必要な生活費は月額399万6000ドンで、現行の最低賃金では約7割にしかならないと指摘した。(シンガポール支局)