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【衆院選2014】自公「圧勝」3分の2超の325に 民主は増やすも海江田氏落選

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【衆院選2014】自公「圧勝」3分の2超の325に 民主は増やすも海江田氏落選

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民主党・海江田万里代表=14日午後、民主党本部(川口良介撮影)  第47回衆院選は14日、投開票が行われ、自民、公明の与党は、参院で否決された法案を再可決できる3分の2(317議席)を超える325議席を獲得、圧勝した。消費税率10%の引き上げ時期を先送りした安倍晋三首相(自民党総裁)が掲げる経済政策「アベノミクス」や、約2年間の政権運営が信任された形で、首相は長期政権の足場を固めた。民主党の海江田万里代表は落選し、党関係者に代表辞任の意向を伝えた。

 自民党は全常任委員長ポストを押さえ、過半数の委員も送り込める絶対安定多数(266)を単独で確保したが、選挙前の293議席にわずか届かなかった。公明党は選挙区で全員が当選するなど、選挙前の31議席から4議席上積みした。

 民主党は、選挙前の62議席から11議席増にとどまった。海江田氏は、東京1区で敗退し、重複立候補した比例代表東京ブロックでも及ばなかった。15日に代表辞任の記者会見を行う。民主党は近く代表選を実施する。菅直人元代表(東京18区)は前回に続いて選挙区で敗れた。

 維新の党は選挙前(42議席)に近づく41議席を獲得。次世代の党は比例東京ブロックの石原慎太郎最高顧問らが落選し、選挙前の19議席から2議席に減少、生活の党(改選前5議席)も2議席に後退した。

 共産党は平成8年衆院選以来18年ぶりに選挙区(沖縄1区)で勝利するなど、選挙前の8議席から21議席となり、党単独での法案提出権を得た。社民党は選挙前の2議席を維持。栃木3区から無所属で立候補した渡辺喜美・元みんなの党代表は落選した。

 安倍首相は24日召集予定の特別国会で第97代首相に指名され、同日中にも公明党との連立による第3次内閣が発足する運びだ。

 首相は14日夜、テレビ朝日の番組で、憲法改正について「国民の理解が得られることが極めて重要だ。改正の必要性を訴えていきたい」と述べた。

 今回の衆院選は「一票の格差」是正のため選挙区定数が「0増5減」され、衆院定数が480から475に減らされた。

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