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農林水産 TPP妥結に備え競争力強化
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農林水産関係の予算は、2014年度当初予算比0.8%減の2兆3090億円となった。前年度同様に政府の農業活性化策「農林水産業・地域の活性力創造プラン」に則した予算編成となっており、国内の農林水産業の競争力強化対策に重点を置きながら、米価の下落対策にも配慮した。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の妥結に備え、畜産・酪農の競争力強化に前年度比244億円増の2097億円を配分。新たな柱事業として、牛舎など施設整備や機械の導入支援など畜産収益力強化対策に75億円を計上した。
また、農家の収入が基準より下回った差額を一部穴埋めする収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)には51億円増の802億円を充当。
飼料用米などの作付けを支援する水田活用の直接支払交付金は2770億円で、産地交付金を含め前年度と同額を確保した。
生産現場から増額要望の強かった農業農村整備事業は2753億円(前年度比64億円増)、農地の大区画化推進は1089億円(同25億円増)とそれぞれ増額となった。
また、農地整備を支援する農地耕作条件改善事業を新設(同100億円)するなど、農家の経営所得安定対策や農地集積などの構造改革推進に向けた予算を手厚くした。