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「米国はF3開発に介入せず」「次期戦闘機は日米共同開発を」…米ヴァンダービルト大教授ジェームス・アワー氏

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「米国はF3開発に介入せず」「次期戦闘機は日米共同開発を」…米ヴァンダービルト大教授ジェームス・アワー氏

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 ただ私の見解では当時、米国は航空機設計で優位性があり、日本が単独で戦闘機を開発していても、おそらく既存の米国製戦闘機の能力には及ばず、乏しい防衛予算を浪費するだけだっただろう。そういえる十分な根拠があった。

 ファローズ氏のほか、一部政治家らは米大統領に「日本に米国製戦闘機の購入を強要すべきだ」と圧力をかけるよう求めていた。これに対しワインバーガー国防長官(当時、以下同)は、米航空機を選択するよう日本に圧力をかけるのではなく(ワインバーガー氏は日本占領時であれば可能だろうが、80年代ではもはやありえないと考えた)、米国は次の2つを日本と共有すべきだとレーガン大統領を説得した。

 それは(1)日本がFSXに求める要件以上の米国の技術(2)新型の高性能機を一から開発することで生じる資金的・技術的リスクに関する米国の経験-だ。

 米政治家の不当な対日批判や米防衛産業の脅威に動揺していた中曽根康弘首相と栗原祐幸防衛庁長官は新規に国産機を開発するより、優れた米航空機をベースに特定の日本の技術を付け加えるべきだという米大統領と国防長官の主張に同意した。

 当時と現在の状況は全く異なり、米経済は比較的うまくいっている。90年代とそれ以降ではファローズ氏らの恐ろしい予測がばかげていたことが明白となった。私は、日本が第5世代戦闘機のF35を購入するという方針を賢明な決断だったと信じている。しかし、日米同盟の重要性がこれまでになく増している昨今において、仮に第6世代戦闘機(有人機のままか、それとも無人機になるのかはわからないが)ともなれば、独自で開発を進めるのではなく、資源を結集することが経済・防衛両面で最も理にかなっている。その意味でも日米の専門知識の粋を結集して共同開発すべきだ。

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