「置き去り」にされる中国人観光客 ガイド消えて、カネ持ち逃げされることも
更新ホテルへの予約も入っていないことから、今回のトラブルは現地ガイド個人の問題だけでもなさそうで、ツアーを主催した中国の旅行会社か、現地のツアーオペレーターのどちらかに不手際があったとみられているという。
過去にも置き去りにされた中国人観光客
中国人観光客がパタヤで置き去りにされたのは今回が初めてではない。
昨年2月にも中国人観光客の団体33人が同様に置き去り被害にあっているという。このときは、中国から同行していた中国人のガイドから追加料金を請求されて支払ったところ、このガイドが消えたそうだ。
これは中国人が中国人に騙されたケースで、追加料金を支払ったことで現金を持ち逃げされたわけだが、今回の置き去りは、オプショナルツアーを断ったことが原因とされている。言い換えれば、追加料金を払っても払わなくても「置き去り」にされるということになり、中国人観光客にとっては“悲劇”としかいいようがない。
置き去りは「日本独特の懲罰」ではなく、中国人観光客にも起こりうる現象のようだ。


