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【地域資源を生かす】「原子力発祥の地」で人材育成 東海村、産学官で科学研究の中心地目指す

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【地域資源を生かす】「原子力発祥の地」で人材育成 東海村、産学官で科学研究の中心地目指す

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 同社は50歳前後の熟練社員が多く、若手は少ない。「人員構成は不均衡で、採用できなければ10年後、20年後は危機的状況になると頭を痛めていた」(石田卓也社長)だけに協議会への期待は大きい。会員企業が当初の9社から14社に増えたのもそうした業界の危機感の表れだ。

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 協議会会長も務める石田氏は「設立2年で知名度は低く、まだ(採用という)成果は出ていないが、村もメンバーに入っており心強い」と前向きだ。2年前の設立総会であいさつした山田修村長は「原子力関連施設の安定的な維持管理には何においても人材育成が一番大事。村も精いっぱい支援したい」と協力を惜しまない。

 東海村には日本原子力研究開発機構(JAEA)や大強度陽子加速器施設(J-PARC)など原子力の開発拠点のほか、関連企業の多くが事業拠点を置く。同村の就業者約1万7400人のうち原子力関連(学術研究、専門・技術サービス業)は約2300人で、製造業に次いで多い。

 この比率は全国平均の4倍強と原子力人材の層は厚く、世界有数の最先端科学の研究に携わる人材育成の中心地になり得るポテンシャルを持つ。施設の安全性・健全性確保に加え、廃炉に向けた技術開発という課題解決にもこの地域資源が生きる。

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  • 「原子力人材育成・確保協議会」に参加する東興機械工業で、マイクロメーターやノギスを使って設備のメンテナンスに必要な測定技術を体験する学生=2017年9月8日、茨城県東海村

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