増税後が得なケースも…手厚い政府の住宅購入支援策
更新とはいえ、住宅ローン減税以外にも、10月以降に受けられる恩恵は大きい。「すまい給付金」の支給額は最大30万円から最大50万円に、対象も年収510万円以下から775万円以下まで広げられる。また、省エネや耐震などに優れた住宅を新築・増改築した人に商品と交換できるポイントを付与する「住宅エコポイント制度」も導入される。
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親や祖父母から住宅購入の資金援助をしてもらう際の贈与税の非課税枠は現行の最大1200万円から10月以降は最大3千万円に拡大される。
だが、住宅取得においては消費税率よりも、物件価格や住宅ローン金利の変動の与える影響の方が大きい場合もある。「5千万円の住宅ローンを借りた場合には0.1%の金利上昇で、返済額が100万円以上増えることもあり得る」(金融関係者)。2020年東京五輪・パラリンピック後の再開発で、都内に分譲マンションが大量供給され、市場の値崩れを起こす観測もある。いつ買うのが得なのか慎重な見極めが必要だ。(西村利也)
