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ネコ殺処分減に「ふるさと納税」 和歌山に全国から1800万円と予想外の反響

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民間団体も期待

 市のこうした対応には、殺処分減を目指す民間団体も期待を寄せる。昨年、市保健所から20匹近くを引き取り保護してきた市内のボランティア団体「城下町にゃんこの会」は、これまで去勢手術のため大阪から病院関係者を招くなどし、負担も大きかったという。

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 代表の奥康子さん(56)は「昨年は手術や病気の治療で70万円近くかかった。その負担が軽減されると非常に助かる」と話す。

 市は今後7年間にネコとイヌ合わせて毎年140匹以上の譲渡を目標にしており、広岡班長は「(保護ネコを飼い手に紹介する)譲渡会の回数を月1回から増やすなどし、殺処分ゼロに向けて努力したい」と話している。

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  • 和歌山市の動物愛護センターの完成予想図(市提供)

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