働き方

苦戦の中小採用、「社長の魅力」で勝負 実践型インターンで成長環境「見える化」も

 成長できる環境を「見える化」することで優秀な人材を確保し定着につなげる。この実践型インターン体験組が今年4月入社9人のうち7人を占める。内定辞退者はゼロだ。離職者も18年以降、一人も出していない。

 成功モデルの導入を採用支援企業に呼びかける。5年先、10年先の成長戦略を描くと、即戦力になり得る中途だけでなく新卒が必要と考え、応じる中小企業も増えてきた。

 システム会社のARアドバンテストテクノロジ(同渋谷区)は昨年4月、求める人材を30人、今年は24人採用できたという。武内寿憲社長は「当社への思いを持った人材が入ってきたので『この会社をこうしていきたい』という発信が増えた。さらに既存社員も採用活動を通じて自身の成長や会社の体制整備が必要不可欠と気づいた。成長を感じる」と喜ぶ。

 学生に選ばれる会社の条件は成長機会、アットホームな人間関係、働きやすい環境づくりといわれる。中小企業でも学生の要望を十分にかなえられるわけで、熱いメッセージの発信力が問われる。(松岡健夫)

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング