東京商工リサーチ特別レポート
「1億円プレーヤー」役員が急増 日産ゴーン元会長事件で開示制度大揺れ
東京商工リサーチ
2011年以降、8年連続の登場は115人(構成比15.7%)。10億円以上は10人(前年8人)、2億円以上10億円未満は179人(前年146人)で、役員報酬の高額化が進んでいる。
日立が過去最多を更新
個別開示した360社のうち、開示人数の最多は、三菱電機の22人(前年22人)。2014年から5年連続(18→23→23→22→22人)で人数のトップを守った。
2位は、日立製作所が18人で、前年の7人から11人増え、同社としては開示人数の最多を記録。
以下、ファナック、東京エレクトロンが各10人、ソニー、大和ハウス工業、三菱UFJフィナンシャル・グループが各9人、大和証券グループ本社、三井物産、LIXILグループ、日本精工が各8人、バンダイナムコホールディングス、野村ホールディングス、三菱商事が各7人と、グローバル展開する電機メーカー、商社、金融が上位に顔を揃えた。
開示人数別では、1人が201社(構成比55.8%、前年209社)で最も多い。以下、2人が90社(同25.0%、同71社)、3人が30社(同8.3%、同23社)と続く。複数の役員が1億円以上の役員報酬を受け取った企業は159社(構成比44.1%)で、前年127社(同37.7%)より6.4ポイントアップした。
個別開示を行った360社のうち、2年連続で個別開示した企業は293社(構成比81.3%)。このうち、56社は前年より個別開示人数が増加し、減少は17社。同数は220社だった。