働き方ラボ

自分の年収に納得感はあるか? ボーナスシーズンに給与のことを考える

常見陽平
常見陽平

 今一度、自社の給与がどう上がるか、そのキーとなる要素は何かも確認しておこう。昇進・昇格、評価、各種手当によりどれだけ上がるのか、下がるのかを改めて確かめておきたい。別に転職や副業などをしなくても、社内にいながらにして収入を上げることが可能かどうかを確認しておきたい。

 気になる同業他社の給与

 自分の給与が高いか低いかを客観視するためには、同業他社の同世代がどれくらいもらっているのかも確認したい。ビジネス雑誌などの給料特集は相場を手っ取り早く確認するのに便利である。この手の雑誌のこの特集は、学歴特集同様に「いやらしいな…」と思いつつも、気になるものである。業界別の相場や、各社の額がわかる。

 東洋経済新報社の『会社四季報』シリーズも有益な情報源である。同社の約100名の記者が、独自の取材を行いまとめたものである。主要な株主構成や、業績に関する情報など、企業を分析する上でいちいち役立つ情報がまとまっているのだが、平均年収なども掲載されている。就活生用の『就職四季報』シリーズには、男女比や3年以内離職率なども掲載されている。学生だけのものにするには、もったいない内容だ。

 求人広告も貴重な情報源だ。特に中途採用の求人サイトはどれくらいもらえるのかがわかりやすい。

 もっとも、日本の給与は常に過渡期であり、わかりにくくなっているとも言える。成果主義的な考えか、年功的な要素を残すか、常に模索は続いている。個人の評価だけでなく、全社や事業部の業績が、賞与や給与に反映される。同じ企業でも、個人の業績はもちろん、部門や時期によって額が変わってしまう。

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