KはKarat(カラット)の略で、純度を表す単位です。金の純度を24分率で表したもので、「K24」なら「24金」で、純度100%の金(純金)であること、K18(18金)なら75%の含有量であることを示しています。
「K○○」以外にも、「750」や「585」と言った3桁の数字が刻印されているものも良く見かけます。これは金の純度を1000分率で表したもので、750は18金、純金は「999.9」と刻印されています。
・金メッキや金張りを表す刻印
金メッキされたものにも刻印があります。それらには、「GP」「GEP」と刻まれています。Gold Plated/ Gold Electro Plated(電気処理された金メッキ)の略で、18金でメッキをしていれば「K18GP」というように表されます。
同様に、メッキに比べてより厚く加工され剥がれにくい金張りにはGF(Gold Filled)と刻まれます。
・カラーを表す刻印
18金ホワイトゴールドの場合は、「K18WG」と刻印があります。
ピンクゴールドは「PG」イエローゴールドは「YG」、その他「RG(レッドゴールド)」「GG(グリーンゴールド)」などの種類があります。
このように刻印を見てみることで、自分が持っているものが金であるかどうかをある程度の確度で確認することができます。コロナ禍の先行きが不透明な今、相場もどう変わっていくかははっきりとは見えませんが、少なくとも今はこの20年間で高水準であることは間違いありません。コロナ禍で収入も減った中、金を売って現金化するなら今が最適なタイミングと言えます。お手元に眠っているもしかしたら金かもしれません。調べてみるのもよいと思います。(泉澤義明/5時から作家塾(R))