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国際線CAに学ぶ風邪対策 気温差30度超の国々を飛び回るプロの工夫とは (2/4ページ)

長濱知勢
長濱知勢

 私たちは寒い国から暖かい国へと飛び回ります。1日にして気温差30度超えの場所を移動することも日常茶飯事です。私たちでさえ、気を付けていても、思わぬ時に風邪をひいてしまうことがあります。

 もし、滞在先で風邪をひいてしまった場合は交代要員がいないため、帰りの便までになんとしてでも回復させなければなりません。また、風邪をひいたまま乗務すると、航空性中耳炎を引き起こすこともあり大変危険です。このような緊急事態を避けるために、客室乗務員それぞれが風邪対策を講じています。

機内に持ち込むと良いアイテム

 まずは乾燥の激しい機内に持ち込むと良いアイテムをご紹介します。

▼マスク(乾燥防止のため。特に濡れマスクがおすすめ)

▼ペットボトル飲料(機内でも提供していますが、いつでも水分補給ができると安心。保安検査通過後に購入を)

▼保温性のあるタンブラー(機内ではお湯を提供しています。好きなティーバッグをお持ちになればいつでも温かいお飲み物が飲めます)

▼羽織るもの(ブランケットの枚数に制限がある路線もあるため)▼常備薬(機内にも薬は用意されていますが、普段服用しているものがあると安心)

▼除菌クリーナー(座席のテーブルやリモコンなどの除菌に。機内は清掃されますが、除菌まではされません)

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