就活生、カジュアル化 「人柄分かる効果」服装自由の企業4割 (1/2ページ)

シナジーマーケティングの会社説明会で社員(右端)の話を聞く私服やスーツ姿の学生=昨年12月、大阪市
シナジーマーケティングの会社説明会で社員(右端)の話を聞く私服やスーツ姿の学生=昨年12月、大阪市【拡大】

 就職活動中の学生のスーツ離れが進んでいる。ジャケットとスラックスなどを組み合わせた「オフィスカジュアル」だけでなく、ジーンズ姿も。企業が説明会の参加者に「服装自由」などと呼び掛けており、人事担当者は「人柄が分かる」と効果を話す。かつては「リクルートスーツ」と呼ばれる地味なスーツ姿が大半を占めたが、クールビズの普及など社会の変化を背景に服装も様変わりしている。

 情報通信業のシナジーマーケティング(大阪市)が昨年12月、大阪市で開いた説明会。「服装自由」としたところ、就活生約30人はセーターやカラーシャツ、ジーンズ、スニーカーなど思い思いの服装で参加した。シャツにパーカを重ねた大阪大3年の秦将也さん(21)は「就活用の服はなるべく買わずに費用を節約したい。参加者同士で打ち解けやすい」とリラックスできた様子だ。説明役にはチノパン姿の社員もおり、採用担当者は「型にはまらない学生の素顔が見られた」と手応えを感じていた。

 別のベンチャー企業の担当者は、大学名や成績よりも人柄や能力を重視する傾向が強まっていると指摘する。「画一的な服装に疑問を持つような人こそ欲しい人材だ」と話した。

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