社会・その他

「2千万円の蓄え」で消えた年金の再現狙う立民に提案型の国民…追及野党に温度差 (2/2ページ)

 旧民主党系ながら、立民と対照的だったのが国民民主党だ。大塚耕平代表代行は消費税に関する国民からの電話相談が同党の働きかけで無料になったと言及した上で、首相に「(年金に関する)問い合わせも無料にすべきではないか」と提案した。首相は「検討させていただきたい」と応じ、委員会室はヤジがこだました蓮舫氏の質問時とは異なり、静けさに包まれた。

 国民民主は「正直、偏らない、現実的な政治」を志向している。年金は、野党が政権に就いても現実的に対処すべき課題であり、大塚氏は努めて冷静に振る舞っているように見えた。

 自民党の10日の役員会では「野党に騒がれると過去の年金の話が想起されてしまう。丁寧に対処すべきだ」との意見が出た。ただ、ある党幹部は記者団を前に淡々とこう述べた。

 「報告書の話はこれ以上、広がりませんよ。柳の下にドジョウは2匹もいません」(内藤慎二、今仲信博)

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