働き方ラボ

自分の年収に納得感はあるか? ボーナスシーズンに給与のことを考える (1/3ページ)

常見陽平
常見陽平

 ボーナスシーズンである。私も今週、振り込まれた。働いていてよかったと思う瞬間である。4年前にフリーランスから勤め人に戻ったのだが、そうか、組織に所属するとボーナスがもらえるのかと喜びを噛み締めたのだった。結局、住宅ローンなどに消えていくのだが。

 これを機会に給与のことを考えてみよう。「私の年収、低すぎ」と自虐的にならずに、自分の所得がなぜ、どのように構成されているかをチェックしてみよう。

 働き方改革ショック

 まずは、今一度、自身の給与や賞与の明細を見つめてみよう。基本給、各種手当の額をそれぞれ確認する。ここ数年の給与明細を読み返してみるのも効果的だ。自分の給与がどのように構成されているかを見つめ直してみよう。

 ここ数年、起こっているのは「働き方改革ショック」である。長時間労働の是正は国としても、企業としても、個人としても取り組むべきことであり、この4月からは法律による規制も強まった。一方、これにより残業手当も減る。

 そもそも残業手当とは何なのか、労働者に対する報酬なのか、残業をさせたことに対する企業へのペナルティなのか、残業を促進するものなのか抑制させるものなのか、割増率は適切などかなどは、立ち止まって考えたい。ただ、これが生活給化していた場合、この割合が高い場合、生活は苦しくなる。

 一部の企業では残業手当ならぬ、残業削減手当が支給されたり、残業の減った分に相当する額を賞与で補填する動きなどもあるが、今後も模索は続くだろう。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus