サッカーJ2水戸ホーリーホックの沼田邦郎社長は23日、水戸市内で記者会見し、社員約20人に対する11年間の残業代未払いや、40代男性幹部社員によるパワハラがあったと明らかにした。
未払いが確認できるのは平成20年から、労使が時間外労働(残業)や休日労働に関する労使協定(三六協定)を結んだ今年4月まで。締結以前、残業時間は自己申告制で、ピーク時に月100時間を超えた社員もいるという。未払い総額は調査中で、同社は支払う方向で調整している。
パワハラは昨年5月ごろ、20代男性社員が訴えて発覚。社員は同7月に退職した。弁護士を含む第三者委員会が調べ、幹部が繰り返し罵声で指導したことなどをパワハラと認定した。
同社は幹部と管理責任を持つ社長に対し、減給などの処分を検討。パワハラ研修も開く予定だ。
沼田社長は「経営事情が厳しい中で、社員に甘えてしまった。ご迷惑、ご心配をお掛けした」と謝罪した。