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進化する「道の駅」はインフラのヒット商品 日本だからこそできた大発明 (1/4ページ)

秋月涼佑
秋月涼佑

 仕事でタイのバンコクに行きました。20数年ぶりの訪問で、巨大なスワナプーム国際空港からしてかつては存在しなかった巨大インフラに目を見張るものがありました。

 市内への高速道路も整備され、発展を肌で感じるなあ。などと呑気に考えていたら、どうも乗っていたタクシーがホテルに近い出口を通り過ぎてしまったようで、手元のスマホのグーグルマップがどんどんホテルから遠ざかっていきます。「ノーノー。Uターン、Uターン!」と運転手さんに言ったものの延々降りられる出口がない。日本であれば、インターチェンジの2、3やサービスエリアの一つでもありそうな距離、つまり結構な距離をキドキしながら迂回するはめになりました。そもそも、案内表示も少ない上に見づらく、高速道路の作り自体があまりに不親切な印象です。

 その後も繁華街から少し離れた住宅地を徒歩で散策したのですが、歩道が埃っぽい上にデコボコで歩きにくいのです。何より致命的と感じたのが、ちょっと路地に入るとどの道もすぐに行き止まりになってしまう。これでは道路としての機能は半分もなく、不便なことこの上ありません。

 タイ政府もインフラ整備に余念がないのでしょうが、まだまだ一点豪華主義な投資がやっとでネットワークとしてのインフラの蓄積は十分でなく、本来期待する経済基盤となる水準まで道のりは遠いことを実感せざるをえませんでした。

 一方で、いかに日本の道路インフラが高級で便利なものか、あらためて痛感させられました。

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