社会・その他

訪日韓国人が4・7%減少 1~5月、心理冷え込みも

 今年1~5月に日本を訪れた韓国人は約325万人で、前年同期比で約4・7%減少したことが7日、韓国観光公社の統計で分かった。韓国では、日本政府による輸出規制強化への反発から「日本に旅行しようという心理がさらに冷え込む」(韓国メディア)との観測もある。

 韓国の市民団体などは日本製品の不買や旅行取りやめを呼び掛けている。聯合ニュースによると現時点で旅行キャンセルなどの目立った動きはないが、旅行業界関係者は「日本の経済報復による日本旅行人気への悪影響を憂慮する。事態が拡大する前に早急に解決されるよう望む」と語った。

 日韓間では、年間往来者数が昨年、初めて1千万人を突破。両国が後押ししてきた「交流人口1千万人時代」が実現したが、元徴用工問題などで日韓関係が悪化の一途をたどり、交流への影響を懸念する声も出ていた。(共同)

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