最強のコミュニケーション術

褒められた時の上手な返し方 謙遜が招く残念な心理 (3/3ページ)

藤田尚弓
藤田尚弓

 本来人間関係を良くしてくれるはずの褒めで、お互いが気まずくなってしまうのはもったいないことです。どんなリアクションをとればよいのでしょうか。

覚えておくと便利 褒められたときの返しフレーズとは

 リアクションにぜひ込めたいのは、謙遜の気持ち、わざわざ褒めてくれたことへの感謝です。相手への褒めは、あくまでさりげなく入れ込むのがよいでしょう。おすすめは「○○さんに褒めてもらえるなんて」というフレーズです。

「いえ、僕の力ではないんですが…でも、尊敬する○○さんに褒めてもらえて嬉しいです」

「お祝いしてもらえるような賞ではないんですが…○○さんに褒めてもらえると、やった甲斐があるなと感じます。わざわざありがとうございます!」

「いや、オジサンがなにを着ても似合わないのはわかってるんだけど…○○さんに褒められるんだったら、また頑張ろうかな。ありがとう」

 「あなただから嬉しい」というフレーズをプラスすれば、多少謙遜し過ぎたとしても、褒められた照れのせいで表情が硬くなっていたとしても大丈夫。褒めた側も褒められた側も気持ちのよくなるリアクションですので、ぜひ使ってみてください。

藤田尚弓(ふじた・なおみ)
藤田尚弓(ふじた・なおみ) コミュニケーション研究家
株式会社アップウェブ代表取締役
企業のマニュアルやトレーニングプログラムの開発、テレビでの解説、コラム執筆など、コミュニケーション研究をベースにし幅広く活動。著書は「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」(ダイヤモンド社)他多数。

最強のコミュニケーション術】は、コミュニケーション研究家の藤田尚弓さんが、様々なコミュニケーションの場面をテーマに、ビジネスシーンですぐに役立つ行動パターンや言い回しを心理学の理論も参考にしながらご紹介する連載コラムです。更新は原則毎月第1火曜日。アーカイブはこちら

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus