社会・その他

東京五輪、高“値”の花の都内ホテル…狙い目は近隣県と民泊

 「チケットをとるのも大変だけど、そもそも宿を押さえるのが一苦労」。静岡県に住む主婦(64)は、こうため息をつく。

 東京五輪では、バスケットボールなどの球技をいくつか観戦したいと思っているが、「(狭い)カプセルホテルでは逆に疲れてしまいそう。適当な泊まる場所がとれなければ、大変だけど、日帰りで行くしかないかも」と話した。

 頭の痛い宿泊施設の価格高騰だが、「打開策」となりそうなのが、近隣県への宿泊や民泊の活用だ。

 厚生労働省のまとめによると、平成29年度の首都圏のホテル・旅館の客室数は約30万室。ある旅行関係者は、「会場周辺のホテルは非常に高くなるが、神奈川、埼玉、千葉などの宿泊施設はそれほど上がっていない。費用を抑えるには民泊の活用も手だ」とする。

 ホテル評論家の滝沢信秋氏も、「まだ予約を開始していない宿泊施設も多いが、カプセルホテルや民泊、一般客の宿泊ができるレジャーホテルなどは狙い目」と指摘。一方で「五輪期間中にどれだけの宿泊施設が供給されるのか、実態把握がされていない。団体や行政が連携して把握に努めるべきだ」としている。

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