話の肖像画

世界一よりも自分たちの強みをどう生かすか ファストリ・柳井正氏(2) (1/3ページ)

 世界一より強みを生かす

 〈父親の紳士服店を引き継ぐため昭和47年、山口県宇部市の故郷に戻った。最新の情報を知るためにファッション・雑貨などの雑誌もよく読んだという〉

 海外旅行にも毎年出かけて商店街をめぐり、当時の先進的な小売業、エスプリ、ベネトン、ギャップ(GAP)、リミテッド、ネクストなどのチェーン店を見て刺激を受けました。米国の大学生協のセルフサービスを参考に、カジュアルウエア(普段着)の大型店を着想し、書店やレコードショップのように客が買い物をできる店を考えました。

 〈「いつでも服を選べる巨大な倉庫」である「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」=ユニクロの1号店を昭和59年に広島に出店。開店後2日間は入場制限を行う大盛況だった〉

 今も月2回は海外に行くようにしています。最近は欧州と米国、中国や東南アジアが多い。自分たちの店舗がどうなのか店長と話をしたり、周囲の街がどうなっているのか現地で感じ、実態を見たりするとかですね。また、どこで商売をやるにしても、現地パートナーがいるので、ショッピングセンターのオーナーなど協力してくれる人に会います。

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