離職するリスクが上がる
副業を導入する上で、会社としての一番の懸念事項はやはり「離職率の向上」ではないでしょうか。私も現在は社員50名のメディア運営会社を経営しており、副業を認めていますが、「副業によって外部企業の仕事にやりがいを感じてしまったら」「職場環境を比べられてしまったら」「ヘッドハントされたら…」などと悩みは尽きません。
実際、私も先ほどの副業で起業資金100万円をため、会社を辞めて独立している身です。副業がきっかけで外の世界を知り、外の世界から見た自分の価値を知り、手に入れたお金を将来の自分の投資に使おうという考えが生まれました。でも最近、こういった緊張感が雇用主・雇用者の双方にあったほうが、より良い社会になっていくと思うのです。
雇用側も、社員がずっといてくれる前提でいたら、業務改善を怠ります。良い社員に残ってもらうために、常に会社のビジョンや雇用内容をアップデートするべきです。そして、社員個人の人生と向き合い、一緒に仕事のやりがいやキャリア形成を考えるから、お互いに信頼関係が生まれ、個々のパフォーマンスが向上するような循環を生むことができます。
副業解禁時代、様々な選択肢が増えることで、会社も個人もアップデートする社会が到来しています。この流れを自らの成長機会として捉え、皆様の事業がますます発展することを願っています。
▼【女性起業家のOLトリセツ】は成井五久実さんが職場の女性との上手な接し方を教える連載コラムです。アーカイブはこちら