社会・その他

関電社長ら改めて辞任否定 金銭受領問題で再会見「総額3億1845万円」 (1/2ページ)

 関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から金品を受領していた問題で、関電は2日、調査報告書を発表した。受領した金品の総額は3億1845万円相当で、現金のほかスーツ券や金貨、小判形の金などもあった。最多は鈴木聡常務執行役員の1億2367万円で、豊松秀己元副社長の1億1057万円が続いた。原子力事業本部で幹部を務めた2人で全体の7割超を占めた。

 氏名公表は12人にとどまり、8人は非公表。計3487万円分の金品が未返却と明らかにした。大部分が使用したスーツの仕立券だった。八木誠会長と岩根茂樹社長は記者会見で辞任を改めて否定した。弁護士らによる第三者委員会を設置し、原発以外の全部門で同様の問題がなかったかどうかや、今回の調査結果を検証する報告書を年内に取りまとめる。

 森山氏が要職を務める建設会社に多数の原発関連工事を発注していたことも公表したが、適正だったと強調した。八木氏は森山氏による金品の提供が東日本大震災後にエスカレートしたと説明。報告書は森山氏について国会議員に広い人脈を有し、意に沿わないことがあると「発電所を運営できなくしてやる」と恫喝(どうかつ)したと指摘した。

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