自分史の「教室」に実績のある新聞印刷(大阪市天王寺区)は約1年前から、認知症の予防と抑制を目的に、回想法とアロマの嗅覚刺激を取り入れた自分史作り「自分史レク」を、大阪府内や岐阜県内の高齢者施設で実施している。回想法で昔を思い出しながら、アロマ成分を配合した用紙に自分史をつづるスタイルで、高齢者施設のレクリエーションでの活用を提案している。
さらに今年1月から2月まで、同様の講座を一般向けに「認知症予防型の自分史サロン」として、大阪府立中之島図書館(同市北区)で開いた。社長の福山耕治さん(50)は、「認知症の予防や進行の抑制など、自分史の可能性を探っていきたい」と語る。