CAのここだけの話

「女の園」の裏側 CAはヘビー級のストレスをどう解消しているのか (1/2ページ)

渡邊真由子
渡邊真由子

 SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第74回はアジア系航空会社に勤め乗務4年目の渡邊真由子がお送りいたします。

 現代社会はストレス社会…仕事でストレスを感じない方は少ないのではないでしょうか。心の疲れは目には見えないけれど、放っておくと大きな病気に繋がりかねません。

 私たちCAが働く世界は俗にいう女の園。「なんだか大変そう」というイメージをお持ちの方も多いと思います。今回はそんな女社会に生きるCAのストレス解消術と、CAの世界の裏側を少しご紹介します。

 1. ONとOFFは別人

 一日に何百人ものお客様と接するCAの日々のストレスは超ヘビー級です。

 私がCAとして大切にしていることの一つは、ONとOFFの切り替えスイッチを持つことです。仲の良いCAの友人を見ていても、その切り替えは素晴らしく、それぞれ独自の切り替え法を実践しています。

 機内では常に“お客様のため”という意識のもと、大変なことや理不尽なこともたくさんあります。しかし、フライトが終わった瞬間から、嫌なことは引きずらず。さっぱりとOFFモードに切り替えて自分の時間を楽しみます。

 仕事中は頭がフル回転していてONモードですよね。特に時間や数字に追われる方、「人からどう見られているか」と常に周りを気にしている方は、ONモードに取りつかれているかと思います。意識的にOFFにしてみましょう。

 例えば私の場合、制服を着たら「CAの自分」、脱いだら「OFFの自分」と分けています。職場から出たらOFF、自宅で部屋着に着替えたらOFF、など自分に合ったOFFスイッチを決めてあげてください。そして、OFFモードになったら仕事のことは一切考えないことが大切です。しっかり休息をとって、次の仕事は集中して頑張る、というライフスタイルがCAのスタイルです。

 2. 頭にきた話は笑い話に変える

 皆さんには思い出すだけでムカムカしたり、落ち込んだりする話はありますか。それをため込んでしまうとストレスになり、OFFモードの大敵となりますよね。

 私だったらそんな話は笑い話に変えちゃいます! CAが集まってワイワイ話すと、大体がフライト中に遭遇したことへの愚痴大会です。○○なお客様がいた、一緒に働いたクルーが○○だった、○○なイレギュラーがあったなどなど、話は尽きません。

 ムカムカする話も失敗した話も、いかに面白く話して笑わせるか、という意気込みで話しています。みんなで腹を抱えて笑うと、あんなにムカついていたのにこんなに笑ってもらえてラッキー! と思えます。そのうえトーク力も成長して一石二鳥です。

 嫌なことがあっても、「ネタを仕入れた!」と思ってみてください。心が軽くなりますよ。

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